フラーレンの抗酸化作用の魅力

こんにちは。カフェありすの時間の管理人Aliceです。
今大注目、というほど新しい成分ではないですが、肌の老化、つまり酸化(サビ)を予防する働きがあるフラーレンをご紹介します。
フラーレンは1985年に発見された新規炭素同素体で、数十個の炭素原子のみからなる球状のC60という分子です。サッカーボールの形に似ていますよね。
フラーレンにはビタミンCの250倍以上¹⁾の強い抗酸化力がある!
活性酸素は私たちの肌に様々なトラブルをもたらしています。フラーレンの炭素はすべてSP²の状態にありπ電子が非局在化し、雲のように分子表面を覆っています。また、本来平面であるSP²炭素の結合にゆがみが生じているためラジカルとの付加反応が起こりやすいです。フラーレンは、付加反応という反応によって活性酸素等を無害化しています。
紫外線に対して、フラーレンはビタミンEやビタミンCと比べて、高い抗酸化力を示す!
水溶性フラーレンであるRadical Sponge®(ラジカルスポンジ)について、「3D皮膚モデルにUVB(1,000mJ/ ㎠)照射すると、24時間後、炎症性サイトカイン(インターロイキン-8:IL-8)を抑制できているかどうか」という実験が記載されていました。フラーレンの量が多い方が、濃度依存的にIL-8(炎症性サイトカイン)が減少しています。フラーレン濃度が1%以上で有意にIL-8 の発現を抑制できるようです。
フラーレンには抗酸化作用だけでなく、持続力もある美容成分です。
フラーレンは抗酸化作用(サビと戦う作用)によって活性酸素種を減らし、抗炎症・肌バリア機能・保湿機能により肌荒れ・ニキビ・シワを改善したり、メラニン産生を抑制作用により目立つ毛穴やシミを予防したりするのです。肌悩みを対してバランスよく改善する成分です。
毛穴の悩みはフラーレンにお任せ!
サキナの毛穴洗浄は大切。良い化粧品を汚れの上に塗るのは残念です。
さらに日々毛穴に困っている方は、毛穴洗浄に加えて、フラーレンに着目してみるのも良いかも?
毛穴が目立つ原因として「過剰な皮脂分泌や皮脂の酸化、毛穴の周囲の角質の異常、炎症による黒ずみ」等が挙げられます。実はこれらの原因は紫外線等から発生する活性酸素によって引き起こされているのです。(引用 https://www.vc60.com/tech/effect/poretightening.html)
皮脂酸化や毛穴メラノサイトの活性化抑制がフラーレンにはあるようです。フラーレンを利用すると毛穴の目立ちが改善するでしょう。
フラーレンの濃度のおすすめは?
フラーレンは高価な原料ですが、フラーレンが化粧品に配合されるようになって何年も経過しており、肌に対しても安全性が高い成分です。肌悩みの改善のためには、1%以上のフラーレン配合化粧品がおすすめです。フラーレンが1%以上配合されている製品には、フラーレン原料メーカーであるビタミンC60バイオリサーチ株式会社認定の印としてRSマークやLFマークなどを付けることができます。
今後も気になる美容成分についてまとめてみます。ありがとうございました☺
参考文献
¹⁾https://www.vc60.com/tech/effect/
伊藤雅之(2018)「フラーレンの抗酸化作用と化粧品への応用」『FRAGRANCE JOURNAL 』46(7)pp.71-75