美容のはなし

【薬剤師Aliceの美肌講座】目立つ毛穴の改善方法はあるか??

こんにちは。カフェありすの時間管理人Alice です。今日は私が昔から非常に悩んでいる毛穴、多くの人が悩んでいる毛穴についてまとめてみました。さて我々の顔の毛穴の数は何個でしょう?

約20万個もあるらしいのです。

毛穴の数は、生まれたときから増えていくのではなく、大人になっても生まれたときの数のままです。赤ちゃんは毛穴目立たないから、大きくなるにつれて数が増えたのではなく、毛穴がどんどん目立つようになったのですね!

毛穴対策まとめました!

本日のスキン講座~毛穴編~

  1. 肌の構造をさらっと解説
  2. 我々を困らせる毛穴の3大お悩み ~ ①毛穴の開き ②毛穴の黒ずみ ③毛穴のたるみ ~
  3. 目立たない毛穴づくりのための対策法

1.肌の構造をさらっと解説

皮膚は大きく分けて上側から、表皮→真皮→皮下組織の3層構造から成り立っています。

表皮と真皮についてそれぞれ『スキンケア美容医学事典(吉木伸子著)』を参考にしてまとめました。

表皮

  • 皮膚の最も表層
  • 厚さはなんと約0.2mm
  • 一番上から角質層→顆粒層→有棘層→基底層があり、これらをまとめて表皮という
  • 表皮は表皮角化細胞(ケラチノサイト)が密に積み重なってできている。これらは細胞分裂によって絶えず生まれ変わる。
  • 表皮の一番下(基底層)で生まれた新しい表皮細胞(赤ちゃん表皮細胞)は、成熟しながらどんどん上に押し上げられていき、最終的に扁平な形の細胞になり、死んで角質(垢)となる。この期間をターンオーバーという。(理想的には約28日間)

STEP1:基底層は縦型の基底細胞が一層に並ぶ。基底細胞は約19日間かけて細胞分裂し赤ちゃん表皮細胞ができる。

STEP2:赤ちゃん表皮細胞は大型の多角形の細胞となって押しあがり、5~10層ならんで有棘層を形成する。

STEP3:顆粒層では、次の角質層近くまで押し上げられると、細胞内にタンパク質の顆粒や繊維が増え、細胞は硬く扁平になっていく。細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)等、肌のうるおい成分の素になるものが細胞内に蓄えられていく。

STEP4:角質層に到達した細胞は死んで角質細胞となる。死ぬ瞬間に細胞の核がなくなり細胞間脂質(セラミドなど)が細胞の外へ放出される。これが細胞間のスキマを埋めて、水分を維持しうるおいをキープする。先ほどの天然保湿因子は細胞内にとどまりうるおいを維持している。角質層では、10~20層の扁平な細胞が積み重なっていて、厚さは0.002mmほど。角質彩桜は次第に押し上げられ、最後はタンパク質分解酵素であるプロテアーゼによって分解され、垢となって剥がれ落ちる。

よくターンオーバーといっているのはSTEP2~STEP4でかかる日数のことで、基底層→顆粒層までが約14日間、顆粒層→角質層までが約14日間で理想的には28日間とされています。が・・・・年齢と共に代謝がおちていくので

20代までは表皮のターンオーバーは28日程度、40代では40~50日、60代ではなんと100日もかかるのだそう!年齢が上がると、傷口の治りが悪かったり、日焼け後シミができやすくなったりしますよね。

真皮

  • 主にコラーゲンでできた丈夫な繊維構造(真皮の約70%)
  • コラーゲン繊維が網目状の構造を作り上げ、エラスチンという繊維がその網目のところどころでつなぎとめる役をしている。
  • この構造により、肌の弾力、ハリを保っている。
  • これらの真皮構造が減少するとシワ、たるみが発生!

✔ コラーゲン繊維(膠原繊維)

コラーゲン繊維は分子構造の違いにより20種類存在

真皮はほとんどⅠ型コラーゲンが存在。軟骨はⅡ型コラーゲン、血管周囲はⅢ型コラーゲンが存在。

このコラーゲン繊維、繊維芽細胞という細胞から生み出され、酵素によって分解されており、新陳代謝はされるのですがとてもゆっくり。表皮とは異なり、真皮全体が代謝するには2~6年かかるそうです。コラーゲンは加齢とともに作られなくなり、悲しいことに40代後半からは限りなくゼロ!

✔ エラスチン繊維(弾性繊維)

弾力に富む繊維。コラーゲンと同様に繊維芽細胞より生み出される。肌のハリにはエラスチンが非常に重要!網目を要所要所で崩れないように固定しているイメージです。固定しないと、網目構造が崩れちゃいますよね。

2.毛穴の3大お悩み

我々を困らせる毛穴の種類

  1. 毛穴の開き
  2. 毛穴の角栓・黒ずみ
  3. 毛穴のたるみ

1.毛穴の開きの原因

毛穴の開きの原因

  • 生まれつき皮脂腺が大きく毛穴が大きい→皮脂が多くオイリー肌→皮脂の酸化により毛穴が開きやすくなる。
  • 皮脂多い→UVなどの活性酸素によって肌に炎症→毛穴周りにメラニンが沈着、ターンオーバーが乱れると毛穴まわりが黒ずんで見えて開き毛穴が目立っていく。(参考https://be-story.jp/article/5821)

2.毛穴の角栓・黒ずみの原因

毛穴の黒ずみ原因

  • 詰っていなくても開いた毛穴のその影が黒く見ている。
  • 市販の毛穴パックや指で押しだしたりすること。で、毛穴に炎症が起こる。修復するために角質の代謝が活性化し角質が蓄積し、その結果、外に出にくくなった皮脂が詰っていく。
  • 角質にふさがれて、皮脂と角質が混ざり、大きな角栓ができる。
  • 角栓に含まれるメラニンや皮脂が、肌表面で酸化して黒くなっている。

3.毛穴のたるみの原因

毛穴がたるむ原因

  • 真皮組織(コラーゲン繊維、エラスチン繊維)の減少・老化・糖化→毛穴がゆるみ広がって見える。楕円形に広がっている。
  • 紫外線
  • 睡眠不足
  • ダイエットのやりすぎ
  • 喫煙
  • ストレス
  • 過剰なマッサージ等による刺激 など

たるみ毛穴は将来のシワにつながります!!!

3.目立たない毛穴づくりのための対策法

開き毛穴が目立つ人・・・過剰な皮脂分泌が原因です。皮脂腺が生まれつき大きく、多くの皮脂が分泌されやすい体質です。おそらく私は人よりも皮脂が多いでこの体質ですね。油物を食べ過ぎない、必ず朝夕洗顔料を使用した洗顔を行って古い皮脂を残したままにしないようにします。一方、乾燥肌も過剰な皮脂分泌につながる原因なので、十分に保湿することも必要です。

角栓・黒ずみが目立つ人・・・定期的な毛穴洗浄(ホームエステ等)やマイルドなピーリングがおすすめ。私は現在サキナのホームエステの毛穴洗浄を月に数回程度行っています。エステ後はスッキリします♪繰り返しになりますが、毛穴パックや指での角栓押し出しはやめた方が良いです。肌への刺激により角質の蓄積につながるため余計に角栓ができやすくなるという考え方もあります。『美肌図鑑』(美容化学者 かずのすけ著)ではイチゴ鼻の部分に対しては油脂クレンジング5分間放置する方法(マカダミアナッツ油、アボカド油、アルガン油、米ぬか油、オリーブ油などが記載されているもの、ただしミネラルオイルはNG)を勧めていました。

上写真:サキナホームエステで行った毛穴洗浄後の汚れ!こんなに汚れがたまっているときあります。

毛穴の油脂クレンジング法(こすらない、5分間放置して洗い流すだけ)

  • 最初の2~1か月間・・・毎日部分的に5分間放置して洗い流すだけ。
  • それ以降は・・・週1~2回は部分的に5分間放置して洗い流す。他の日はメイク落としの際にふつう通りに油脂クレンジングするだけ。

参考文献 『美肌図鑑』(美容化学者 かずのすけ著)

ターンオーバーが正常になると、古い角質が取り除かれやすくなり、角栓のできやすい毛穴とおさらばできます。

毛穴の黒ずみは、「角栓に含まれるメラニンや皮脂が、肌表面で酸化して黒くなっている」ので゛抗酸化”がキーワードです!私はホームエステだけでは黒ずみなかなか解決しないなーと思っていて、抗酸化力のある成分をプラスすると良いのではないか!と考えています。そこで私が以前記事に書いた「フラーレン」という、抗酸化力がビタミンCの何十倍もある成分に着目しています。毛穴のたるみ等にも抗酸化力は力を発揮しますが、黒ずみ防止にも良い成分です。

毛穴のたるみが気になる人・・・コラーゲンやエラスチンの減少、老化のサインです。コラーゲンは加齢とともに作られなくなるのですが、それだけではなく「糖化」という現象によってコラーゲンが壊されているのです。体内の過剰な糖質と、(コラーゲン等の)タンパク質が結合し、AGEsという糖化物質(イメージ:コゲ)が作られます。AGEsが作られるとコラーゲン等が壊れ、毛穴も開きます。この「糖化」現象を防ぐことが大切です。抗酸化作用のあるものを摂取したり、甘いものや炭水化物(白米・麺類・パン類)を減らす生活がAGEs(こげ)の産生を防ぎます。

AGEsを増やさない方法~食事編~

調理方法もAGEsを増やさない方法があります。肉や魚等のタンパク質を調理するとき、焼くよりも煮たり蒸したり、(魚は)刺身にしたりするとAGEs産生を防ぎます。食べ方もコツがあります。血糖値を高くしないようにするために、先に野菜や肉・魚から食べて、最後に炭水化物(ごはん・麺・パン等)の順に食べることや、食事の前に食物繊維のものを摂取して糖質の吸収を抑えることです。

毛穴のたるみは老化のサイン!毛穴が楕円形に広がってきていませんか?放っておくとそのうちシワになります。このサインがあれば早めに糖質摂取を控えたり、抗酸化力のあるものを塗ったり摂取したりしましょう!ここでも塗るものとしてはビタミンCより強力なフラーレンはおすすめです。やっぱり毛穴にはフラーレンすごいです。

お読みいただきありがとうございました。

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参考文献:『スキンケア美容医学事典』(吉木伸子 著)、『美肌図鑑』(美容化学者 かずのすけ 著)、『キレイのプレゼンターに贈る「美肌作りの3分ルール」この一冊であなたもプロ、美肌成分まるわかり』(宮田哲朗 著)

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